先日友人の訃報の知らせがありました。
以前よりがんを患っていることは聞いていましたが、この春に会ったときは別人かと見間違えるほど痩せていたので心配していました。彼に会ったのはそのときが最後でしたが、前年に長男が大学に入学し、今年の1月には長女が結婚したと嬉しそうに話していましたので、ある程度覚悟はしていたのかもしれません。
訃報は深夜友人からのメールでした。
突然の知らせで大変ショックでしたが、偶然彼のFacebookを見ていてオンライン中になっていたので間違いかと思いました。
しかし、翌日そのFacebookで娘さんから訃報の連絡があり、最期は家族全員一緒に過ごすことができたということでした。
告別式の日、奥様の話では転移したがんに対する抗がん剤の影響で、併発症により病院で家族に見守られ息を引き取ったということです。
職業柄保険のことが気になってしまうのですが、残された家族のこともちゃんと考えていたようです。
数年間に及んだ治療は、入退院の繰り返し、手術、抗がん剤の副作用などで辛かったと思いますが、最期のときを家族と共に過ごすことができたのはせめてもの救いだったのでしょう。
棺の中の彼はとても穏やかな表情をしていました。
人事総務部 小川
