部活動と働き方改革

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

ライフネット生命には小所帯ながらも10以上ものクラブがある。社員同士が、仕事を終えた後、和気藹々と親交を重ねる憩いの場であり、他社に誇れる一面だ。
一方、ニュース等を見ていると古くから学校で行われている部活動は全くいただけないと感じることがある。世の中は日々変化しているのに、この世界だけはまるで時が止まったかのようだ。
例えば、以下のような学校の部活動なんてなくなればいいと思う。

1.活動量が選べない。ひとたび入部すれば、夕方の2時間だけでなく、早朝や週末も練習漬けである。週2回だけ楽しもうと思っても選択の余地はない。公に認められた部にしかコートや体育館が使えないのも実に不公平である。

2.上達する仕組みがない。入部してもゲームはさせてもらえない。最初の1年は球拾いと声出しと素振りの毎日である。ようやく練習らしきものをするようになってきたかと思えば、ずっと昔から引き継がれてきたマンネリ練習の繰り返しである。非科学的にして不合理。学校の部活動によってスポーツ人口の裾野が広がると前向きにとらえる人がいるが、このような仕組みからは、部活から世界で通用する選手は決して生まれないと思う。

3.上級生と下級生の人間関係が歪んでいる。長幼の序(子供は大人を敬い、大人は子供を慈しむ秩序)とは似ても似つかず、下級生はひたすら上級生を崇め服従するばかりである。そんな関係からは決してチームワークは生まれない。憎悪と反発を糧に成長せよとでも言うのか。なんと殺伐としていることか。健全な教育の場とはとても言えないのではないかと思う。
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以上のような部活動が、人格形成期において悪しき経験となり日本人の労働観を歪めてしまうことは想像に難くない。すなわち、学校の部活動が、長時間労働を善とし、前例踏襲に安住し、能力主義を排除する価値観をもたらしてしまうことを私は危惧しているのだ。
働き方改革を進め、定着させるには、まずは学校の部活動の大改革を行い、若年者のマインドセットを変えるところから手を付けなければならないと思う。

※このブログの内容は私個人の経験に基づく見解であり、勤務先であるライフネット生命とは一切関係ありません。

お客さまサービス本部 山崎隆博

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