就職活動中のみなさまへ ~気楽にいこうよ~

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。お客さまサービス本部の片田です。
ここ数日、定期育成採用の面接を担当させてもらう中で、15年前の自分を思い出しました。

私は中学生の頃から裁判官になりたかったので、大学四年生になっても就職活動をせず、司法試験の勉強とアルバイトに明け暮れていました。
でも、卒業も差し迫った年明けになって急に、一向にはかどらない勉強に焦り、司法浪人になることに怖じ気づいてしまい、慌てて就職先を探し始めます。

が、普通の企業なら、内定式もとっくに済ませたタイミングで、求人自体がありません。業界研究も、会社説明会も、インターンも、OB訪問も、なにも知らないまま、就活サイトで唯一みつけた求人が、派遣会社のものでした。

そうして新卒紹介予定派遣で紹介された会社が、私のファーストキャリアになりました。
何の夢も希望も思い入れも持たずに、生活の糧として始めた仕事でしたが、実際に働き出してみると、先輩や上司に恵まれ、与えられた仕事に懸命に取り組むうちに、仕事の面白さを徐々に感じるようになりました。その後縁あって、ライフネット生命で働くようになって10年。先月からは、執行役員という新しい役割にも挑戦しています。

挫折と偶然から始まった私のキャリアですが、司法試験を諦めたあの頃、後に、生命保険会社の立ち上げに参加することになるなんて思いもよりませんでした。また、社会人生活というものが、こんなに新しい挑戦に溢れていて、毎日頭を悩ませながらも、やりがいを持って愉しく働けるものだとは、全く想像できませんでした。

その時々で、自分のやりたいこと、自分を求めてくれる会社、フィットする場所を探すのはとても大切なことです。ただ、それはあくまでも"現在のあなた"が想像できる範囲で判断したものに過ぎません。
高校生の頃のあなたと、今のあなたに見えている世界が全く違うのと同じように、いま見える景色と、5年後に見える景色は全く違います。
なので、この選択に一生がかかっている、絶対失敗したくない、少しでも条件のよいところに、と気負わずに、もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃないかな、と思います。「なんか素敵な社員がいるなぁ」とか、「ここなら自分らしく働けそうだな」とか、そういう“いま”のじぶんの感覚に正直に選んでみてもいいのではないかと思います。
みなさまに、“いま”のじぶんにとって納得のいく、ワクワクする出会いがありますように、お祈りしております!

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