子どもが産まれました

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

数理部の松原です。

私事ですが、つい先日、息子が産まれました。
現在、育児のため休暇を取り子育てに奮闘しておりますが、産まれた日のことについて、お話しさせて頂きます。

出産当日、妻が産気づいたのは夜12時で、予定日より10日早かったので、心の準備ができないまま夜中に病院に駆けつけました。
病院に行くと助産師さんが色々ケアしてくれるのですが、夫である私はただ待っていればよい訳ではなく、陣痛室で、陣痛を逃すために妻の体をサポートする仕事が用意されておりました。
夜中に起きているだけでも意外とつらく、さらに力仕事をするのはかなり大変で、妻や助産師さんの大変さが身に沁みるのでした。

妻の陣痛の波が激しくなり、いよいよ分娩室へ。私も中に入れるのですが、あくまで主役は妻と助産師さんであって、私にできることはただ妻を応援することと、お茶を飲ませることくらいでした。
妻も見たことがないくらい辛そうで、一方子どもはまだお腹の中でどんな様子か分からないため、妻と子どもが両方心配になります。
いきむこと十数回、ついに産まれた赤ちゃんは、色々なパーツこそ小さいものの、姿形は100%人間で、半年前は数センチだった子が、お腹の中でこんなに成長することに月並みではありますが生命の神秘を感じました。
私は息子に「お疲れ様でした」と声をかけてみましたが当然反応はなく、彼はパパ(ママ?)に似た大きな目で、ただ私をじっと見つめているだけでした。
私は人差し指で息子と軽く握手を交わし、記念撮影を終えると、彼は新生児室に行ってしまいました。
気づくともう朝になっており、出産を終えてすぐに元気を取り戻した妻と出産してないのにぐったり疲れた私だけが分娩室に残っていました。

子育ては、色々大変なことや苦しいことがあるかも分かりませんが、きっと楽しいこともあるし、何とかなるだろうと気楽に考えています。
息子は産まれたばかりでお乳しか飲めませんが、大きくなったらいつかは一緒にスイーツでも食べに行きたいなあと思う、初夏の朝でした。
7月 松原さん.jpg

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