夏の思い出

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

9月に入り、秋の訪れを感じる頃となりました。

と、いいたいところなのですが、まだまだ残暑が厳しいですね。
今年の夏は、昨年に増しての暑さ。
TVの朝の天気予報で予想最高気温をみるたびにクラクラする毎日でした。

さて、今夏の楽しかった思い出でも…といいたいところではありますが、残念ながら通勤の毎日で終わってしまいました。
それならば、と、過ぎ去った夏を思い出してみましたところ、たくさんの優しさに触れた、あの夏を思い出しました。
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もう、3年も前のことでしょうか。夏の始まりに足首の捻挫を経験いたしました。
長くテニスを続けており、擦り傷は絶え間なくありましたが大きなケガをすることもなかったので、捻挫がどのくらい大変なケガかということも知らずに甘くみて放置してしまいました。
案の定、翌日は階段の昇り降りはもちろん、歩行にも支障をきたすほど。
気力で会社へ向かいましたが、電車では踏んばることができず、かばいながらの歩行は身体のあちらこちらに痛みを残し、1日でダウンしてしまいました。

2週間程が経過し、ようやく電車通勤が可能となった頃、最大の難関は家路に着く直前に立ちはだかる片側4車線の大きな道路を横断することでした。
健康な時には全く気にも留めなかったことですが、「信号が変わる前に渡り切るぞぉ~!」と大きな決意を胸に、ヒョコヒョコと歩き始めるのですが、もちろん上手には歩けず、少しづつ歩みを進めるわたくしを気長に待ってくださった多くの車は、大きなトラックやダンプカーの運転手さんたちでした。
先に通り抜けてくださる方が気分的には楽なのですが、停車をし、安全に渡れるように気遣ってくださいました。わたくしにとっては本当に大変な夏だったのですが、フロントガラス越しにたくさんの優しさを感じた夏を、今ではとても懐かしく思います。
頭を下げてお礼を合図する余裕すらなかったのですが、今でも感謝の気持でいっぱいです。

ああしたら、こうしたら、と考える優しさも楽しいものですが、ふとした瞬間に手を差し伸べる優しさも忘れずに、大切にしていきたいと思います。

お客さまサービス部 河野

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