本屋で立ち読みまでし、気になっていた本をやっと購入しました。
「親が死ぬまでにしたい55のこと」著者:親孝行実行委員会
「日本人の人生は長い。
平均寿命は、男性79歳、女性は86歳と男女とも世界トップをひた走り、特に女性は24年連続長寿世界一の座を保っています。
そんな日本人は親としての人生も長いはずです。
では、親子の人生はどうかというと、必ずしも、世界一とは言えないようです。
仕事が忙しいことや、親子別居などといった、昨今の親子関係の状況を考え
合わせると、仮にいま親が元気で生きているとしても、私たち(子ども)に残された時間は、実はそれほど多くはないのです。
たとえば、親と離れて暮らしている場合。
一年間で親に会えるのは、お正月とお盆の6日間しかないとしたら、どうなるでしょう。
6日間といっても、一日のうち、親と一緒にいる時間は一日の半分以下。
多くて11時間と計算してみてください。仮に親が60歳で80歳まで生きるとしたらなら、こんな数字がはじき出されます。
20年(親の残された寿命)×6日(一年間に会う日数)×11時間(一日で一緒にいる時間)=1320時間
日数にしたら55日間!」(以上本文P2~P3ページから引用)
この本には55個のエピソードもついており、一つ一つ読むたびに込み上げてくるものがある。
私は、今までにいくつくらい、親にしてあげられただろうか。
ざっと数えて、 26個。
・自分の名前の由来を聞く
・一緒にディズニーランドに行く
・用事がなくても親に電話してみる
・両親の馴れ初めを聞く
・親の結婚記念日を祝う
など。。。
つい最近は、テニスが趣味だった父が足を痛め→運動不足→メタボ→マウンテンバイクをプレゼント!→父親がハマる!など私なりにもしてきたつもりが、まだまだと実感。
両親という存在は、いなければ私自身が存在しない、なくてはならない存在なのに、
いるときは、空気のような、当然のように、あえて、深く考えたりしない。
いなくなってからじゃ、遅い。
いなくなることなんて、考えるのは苦しい。
これからの時間を残り 29個を、私らしいエピソードで、過ごしたいと思った。
もし、全て55個のことが、できた日には、56個目のサプライズをしてあげたいと、今から企んでいる、私なのでした。
お客さまサービス部 上竹