変わるもの、変わらないもの・・・

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。
お客さまサービス部の古川です。

数か月前、中古のオートバイを購入しました。
1994年製なので、20年前のバイクです。
80年代中盤から続いたバイクブームが終わりを迎える頃のモデルになります。

バイクブーム当時は、レーサーレプリカとよばれるレース用バイクの市販モデルが各メーカーから次々に発売されていて、まだ中高生であった私は、バイク雑誌を見て悶々とする日々を過ごしていました。

HONDAのNS400、CBR400RR。
YAMAHAのFZ400R。
SUZUKIのGSX-R400、RGガンマ400。
KAWASAKIのGPZ400R、ZXR400。

などなど。当時の400ccクラスのバイクは、どれもこれもそのままレースに出てもおかしくないほどの外観とスペック・・・。

さて、そんなレーサーレプリカのバイクも今は昔。
現在のバイクメーカーのカタログで400ccクラスのページには、カウルレスの正しいオートバイが並び、レーサーレプリカなど1台もなし。
(海外で販売される1000ccクラスにスーパースポーツというカテゴリが存在しますが、大型二輪免許がないと乗れませんし、何より高価。)
時代の流れといえばそれまでですけれど、ちょっと寂しい気がしなくもありません。

冒頭に戻って、購入したバイクは、HONDA最後の400ccクラスレーサーレプリカと言われているRVF400という車種。
当時手にすることが出来ず悶々としていたレプリカをようやく手に入れたわけですが、改めて今、公道を走ってみるとなんとなく浮いた存在で、「なんかあーいうの一昔前に流行ったよね。」的な感じがします。

そして、ふと思ったのが、
「あれ・・・?もしかして、会社の中の自分って、このバイクと同じかも・・・?」
「昔はすごかったんだぞ、かっこよかったんだぞ、そんな思いにとらわれてるのはバイクじゃなくて自分??」

ちょっと古臭いとはいえ、バイクは作られたときのまま、変わることは出来ませんし、変わらないことこそが魅力です。
でも、それに乗る側の人間は・・・?
もやもやした気分をバイクに乗って吹き飛ばしつつ、これから自分がどう変わるべきか、また変えてはいけないものは何か、考え込んでいる今日この頃なのでした。
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