最近、日曜の朝の日課が増えました。
というのも、子どもが通う保育園の園庭が芝生となり、日曜の朝は同じ保育園に通う子どもの親と一緒に芝刈りボランティアをすることになったからです。
もともと2年ほど前、保育園の父母の中から、園庭を芝生にすることを検討したいという話が持ち上がりました。ちょうどライフネットに転職することを決めた頃だったので、仕事以外の家庭と地域で過ごす時間を増やせるだろうと思い、私も園庭芝生化を考える会なるものに入り、アンケートを作ったり、父母の集まる会に参加したりと活動しました。
そこで感じたことは、何かを変えるということは思った以上に大変だということ。
例えば父母へのアンケートを取ると反対と意思表示する人は1割に満たないものの、会議の場で意見を言う人は反対の数人だけだったりするので、会議だけ見てると反対意見しかないように感じてしまいます。
もちろん反対意見というのは多くの人が見えないリスクを指摘してくれるので尊重すべきものですが、なぜ反対なのか、そこにリスクがあるのか、そのリスクはどの程度か、そもそも何が原因で生じるリスクなのかをよく考えないと、少数意見で多数の人が望むことができなくなることもあります。
なので、声なき声を拾うには、アンケートの様な調査が必要なのだと思いました。
このように、何かを変えることはちょっとしたことでも大変なことですが、誰かが提案し、そこに賛同する何人かの仲間が集まって、諦めずに少しずつ進めていくことで、いつかは実現していくんだなと思えるいい機会となりました。
法務部 木庭
