引越つれづれ

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

引越が好きです。

やむにやまれず引越しするのも、思い立って引越しするのも、生活全体が激変。
いろんなことがリセットできます。大掃除・断捨離をともなう、究極の気分転換です。

数えてみると、生まれてから今まで20回も引越しています。転勤族家庭で育ったせいもありますが、自立してからも、東日本では通常2年に1度巡ってくる賃貸の更新をしたことは記憶にありません。自慢ではないですがまさに引越貧乏です。

物件選びのときに気にするのは、眺めです。予算は当然限定されるので、その中であちこち探してみて、川が見えたり、遠くに電車が見えたり、動くものがあると幸せです。
本当は海とか川べりだと最高なのですが、そもそも物件が少なくて高価だったり、アクセスが不便だったり、時期によってニオイがあったり、水辺ハードルはとても高いのです。

無条件に高層だと嬉しい時期もありましたが、今住んでいるところはわりと低層でも眺めが抜けているところです。人間が落ち着いてきたのでしょうか。

そして、そんなに引越しを繰り返していると、だんだん慣れて得意になってきます。

不動産屋さんと内見に行ったときには、短時間で多くの点をチェックできるようになりました。
天井高(2.2mですね、とか分かる)、コンセントの数と位置チェック(大事です)、周辺を夜歩いてみる、壁をコンコンして凡その材質チェック、アンペア数確認(レンジとドライヤー使ってもブレーカー落ちたりしないように)、お風呂のサイズも一目見て1316ですね、と言えるようになりました。別に得することはないのですが。
そして何度か、「同業の方ですか」と間違われるようになりました。

引越屋さんにも、見積もり来ていただかなくても、家具はコレとコレとコレで、段ボールは
大体XXサイズがいくつと書籍用がいくつ・・・と口頭で伝えて済ませられます。

そもそも旅行のパッキングでも大抵当日にならないとやらないのですが、引越しのパッキングも、2-3日前からでないとやらなくなりました。人間、追い込まれると結構な底力を発揮します。瞬発力が培われています。(たぶん。)

生活環境がガラッと変わることは相当なストレスがかかりますが、それも繰り返していると耐性がつきます。(たぶん。)環境適応能力が磨かれる、かもしれません。

それほど好きだった引越ですが、いまのところは、なんだか気に入っていて、結構長く住んでいます。やっぱり人間が落ち着いてきたのでしょうか。

企画部の川越でした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る