言い伝えの意味!?

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ライフネット生命 スタッフ

暑さ寒さも彼岸までといいます。秋のお彼岸と言えば、田舎で育ったので刈入れの終わった田んぼの畦道の彼岸花の列が目に浮かびます。花の艶やかさと反対に言い伝えとして、持って帰ると火事になる、魂が吸い取られる、などとあまりよい印象はありませんでした。
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調べてみると、彼岸花は球根に毒があり、モグラやネズミなどが畦に穴をあけるのを防ぐ効果や、根の毒を水でさらして取り除き、でんぷんを非常食にできること、そのため最初は人々が植え付けたもののようです。むやみに採ったり傷つけないように、怖い言い伝えで戒めたのではないでしょうか。

あなたは、今日の運勢、ジンクス、言い伝えなどを気にするほうですか。
私は、四葉のクローバーや朝の蜘蛛など、吉兆、幸運系は信じますが、道を横切る黒猫、夜の蜘蛛は信じないようにしています。「信じないよう」と微妙な表現になるのは、本当は気にしている表れです。凶が出るのがいやなので、おみくじは引きません。何と凶は3割と大吉の倍近くも入っているのだそうですので、よく引き当てそうです。
子どものころに、親や祖父母などから言われた、いわば「言い伝え」の類いにも、彼岸花の言い伝えのように、戒めとしての面と、合理的な推測(経験則)に基づいたものがあるように思います。
四葉のクローバーは明治の初めの外来植物ですし、ウサギの足と同じように「幸運になる」のも外来でしょう。でも、明治生まれだった祖母は「四葉のシロツメグサは幸せになる」と言っておりましたもので、かなり強力に浸透したものなのでしょう。

以下は、言い伝えなどの根拠について、勝手な推測、へ理屈、どこかで聞いたような説をいくつか羅列してみますので、ご吟味ください。

○夜に口笛を吹くと蛇(人さらい:子どもを誘拐する)が来る:当然に口笛は高音で響きます。気密性がよくなければ、戸外ひいては近隣の家にも届きます。家族でくつろぐ時間や眠りに入る人にとっては甚だ迷惑になるので、それを戒めたのでしょう。
○夜の蜘蛛は縁起が悪い、朝の蜘蛛は吉兆:夜は親に見えても、朝は鬼に見えても、などとも言われ、「親ならなおさら」と悪たれをついたこともありました。夜の暗がりでいきなり顔に蜘蛛の巣がかかった時の嫌さと、明るい中で害虫を取ってくれる働きから、夜と朝で真逆の言い方になったのでしょう。
○夕焼けは晴れ、朝焼けは雨:高気圧低気圧は、基本的に西から移動してきますので、夕日が雲に覆われないで夕焼けになるのは、前線や低気圧の雲がないので、雨は降らないということでしょう。朝焼けは、既に晴天の区域が東方に移動しており湿度が上がり雲が覆っているのですから、雨になるということなのでしょう。
○茶柱が立つと縁起が良い:安い茶葉で、茶こしをすり抜けないと起きない現象でしょう。急須の漉し穴を抜け、かつ刻まれた茶枝の片端が重くなり湯の中で立つ、というのは稀有なことだから、縁起が良いとしたのでしょう。稀な出来事なだけなら「凶兆」もありえるのでしょうが、「立つ」ので縁起が良い、吉なのでしょう。ただ、最近は、ほとんどペットボトルで呑みますので、お目にかかりませんが。
○新しい靴は家の中で履くな:昔は、草履や下駄だったかもしれません。お葬式の際に、お棺を運び出す時に家の中から履物を履いたまま運ぶから、縁起が悪いと言われたように覚えています。
○写真の真ん中の人は早く死ぬ:集合写真の場合に、年配者に敬意を表して中央に配置するため、若い人を中央から空けるようにしたのでしょう。
○手の冷たい人は心が温かい:手を触った時に「あなたはいい人」といきなり言っても、真実味はないでしょう。「手が冷たいから」と言えば、何の因果関係はなくとも「へぇ~そうなんだ」と理由になるような気がします。相手をほめるときの思いやりでしょうか。でも「手の温かい人は心が冷たい」とも聞いた気がします。相手の手を冷たいと感じるということは、比較として自分の手は温かい、ということになりますが・・・。

まだまだ、いろいろありそうですが、皆さんもなぜそのような言い伝えなどが伝わっているのか考えてみてはいかがですか。
監査部の吉野でした。


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